本文へ移動

一般不妊治療◆排卵誘発/クロミッド

(経口)

   排卵障害や卵巣機能不全の方に月経周期の5日より服用してもらう薬です。通常1日1錠~2錠を5日間服用して月経周期16~18日頃には卵胞直径が24~28mmになりその頃排卵します。
   注意すべき点ではクロミッドは強い抗エストロゲン作用と弱いエストロゲン作用を合わせ持つことと、望ましくないLH分泌を強く促すため、第一度無月経のようなエストロゲン産生が充分ある方が適しています。服用している間と服用し終えた後も抗エストロゲン作用が続くため、卵胞発育は服用した期間分だけ遅れ、 自然周期の卵胞より大きくなることが通例です。
   また数周期連続して服用すると頸管粘液の分泌低下、子宮内膜の皮薄化、発育卵胞数の減少等の副作用があります。逆にある人には卵巣刺激が強く想像以上に卵胞が多数発育して多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群(OHSS)に発達してしまう可能性もあります。
 
医療法人社団 慈生会
ちかざわLadies’クリニック

〒321-0935
栃木県宇都宮市城東1-2-5
TEL.028-638-2380
FAX.028-638-2373
5
5
9
1
9
0
TOPへ戻る